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ーおしゃれなブランドタグ3選|素材や織り方でコンセプトを伝える!ー

ブランドタグとは、ブランド名称やロゴが印字してあるタグのことで、よく洋服の襟元などに縫い付けられています。ブランドタグの素材やロゴの織り方など細部までこだわるとお客さまに丁寧な印象を与え、ブランドのイメージアップが可能です。

今回は、おしゃれなブランドタグを3つ紹介するとともに、ブランドタグを作成するときに気を付けたい点も解説します。ぜひ、参考にして、自社ブランドのコンセプトに合わせたおしゃれなタグを作成しましょう。

 

ブランドタグとは?役割を解説

洋服の襟元やウエスト部分などの目立たないところに縫い付けてある、ブランドネームが表示された布製のタグのことをブランドタグと呼びます。そもそもブランドとは、お客さまに自社製品を識別させ、他社製品との差別化を図るため、ネームやロゴ、シンボルなどを用いて表した標章のことです。

つまり、ブランドタグを見ただけで自社製品であることを印象付ける必要があります。そのためには、自社ブランドにあった素材や織り方でブランドイメージを正しく伝えることが大切です。

 

ブランドタグの種類

ブランドタグは、ネームタグと呼ばれることもあり、プリントネームと織りネームに分類されます。

 

プリントネーム

プリントネームとは、生地にスクリーン印刷機などでブランドロゴや名称を印刷したものです。印刷方法は、スクリーン印刷・凸版印刷・昇華印刷などがあります。

スクリーン印刷は、色彩を明瞭に印刷でき、さまざまな素材に対応可能。凸版印刷は、素材に馴染みやすい印刷方法でナチュラルな印象を与えます。

シンプルな工程で小ロットかつ短納期にも対応可能なのが昇華印刷。鮮やかな発色と生地の風合いを損ないにくいというメリットもあります。

 

織りネーム

織りネームとは、細い糸から生地・柄を織りあげたタグのことです。立体感があり、織ることによりできる自然な光沢が特徴の一つ。

織り方もさまざまありますが、主に用いられるのは、平織・朱子織・綾織などです。平織はもっとも一般的な織り方で、シンプルかつ素朴な風合いはクラシックやビンテージ感を演出できます。

朱子織は光沢を出せる織り方なので、高級感を出したいときにおすすめな方法です。斜めの織り糸が目立つ綾織は、ふんわりとした印象を与え、ハンドメイドなどのブランドタグに使用すると温かい印象になります。

 

ブランドタグの素材

ブランドタグの素材は主に、シルク・レーヨン・綿・ポリエステルの4種類です。それぞれの特徴をみてみましょう。

 

シルク

光沢があり、肌ざわりが良いのがメリットです。ただし、熱や紫外線に弱く、色落ちしやすいというデリケートな一面も。

 

レーヨン

シルクと同じく、光沢があり肌ざわりが良いのが特徴。通気性と吸湿性が優れているため、一年を通して使い心地のよい素材です。

 

綿

肌ざわりが良く、強度があり洗濯や漂白にも対応可能な素材。ナチュラルでやわらかなイメージを与えられます。

 

ポリエステル

ブランドタグで使用されることが多いのは、ポリエステルサテンと呼ばれるものです。光沢感があり薄手な素材なため、洋服に付けても邪魔になりにくいのが特徴の一つ。

 

おしゃれなブランドタグ3選

伝えたいブランドコンセプトに応じて、素材やロゴの織り方などを選択しましょう。具体的なこだわりを持って作成すると、満足できるおしゃれなブランドタグになります。

 

黒地に白の刺繡はシンプルでスタイリッシュな印象

黒のポリエステルサテン地に白の糸でブランド名称を刺繡すると、シンプルでスタイリッシュな印象を与えます。ポリエステルサテンは光沢があり薄手の素材なので、立体感のある刺繡が映えておすすめです。

色味はモノトーンでシンプルなので、洋服自体のイメージに干渉しにくいのもメリットの一つ。大人っぽいスタイリッシュな雰囲気をコンセプトにしたブランドにピッタリのタグです。

 

あたたかなぬくもりを感じさせるコットンと綾織

ハンドメイドなどぬくもりを感じる商品には、コットン素材に綾織でブランドタグを作成するとイメージに合ったタグが出来上がります。コットンは素材自体にナチュラルな雰囲気があるため、ハンドメイドと相性の良い素材です。

また、織り方の風合いが独特な綾織は、ふんわりとしたイメージのロゴになります。全体的に厚みのあるブランドタグに仕上がるので、洋服の外側にワッペンのようなイメージで縫い付けるのもおすすめです。

 

プリントネームはカジュアルで着心地も良いTシャツ向き

肌に直接当たっても影響を与えにくいプリントネーム。細かいデザインもプリント可能なので、おしゃれなイラストや複雑なQRコードなども印字できます。

肌ざわりのよい素材にすれば、洋服の襟元に縫いつけても着心地の良さをキープ可能。特にポリエステルサテンは、比較的強い繊維で型崩れもしにくいので、Tシャツなどたくさん洗濯する製品におすすめです。

 

ブランドタグ作成で気を付けたいこと

おしゃれなブランドタグを作成するとき、デザインはもちろん、他にも気を付けたいポイントがあります。

 

タグの大きさ

タグの大きさは肌触りに影響を与えます。小さいサイズの方が肌への刺激が少ないように思えますが、実はそうではありません。小さいタグは生地の硬さが伝わりやすく、チクチクとした肌ざわりになってしまいがちです。

もし、ブランドタグを肌に触れるような内側に縫い付ける予定なら、素材とともタグの大きさにも注意して作成しましょう。サンプルで実際の肌触りを確認することが大切です。

 

タグの折り方

タグにはさまざまな折り方があります。たとえば、テープ素材をそのまま切りっぱなしにしたストレートや、両端を折り込む形のエンドホールドなどです。

布製品のどの部分に縫い付けるのかでタグの折り方が変わります。おすすめな方法は、袖や裾などに挟みこむようにブランドタグを縫い付けること。特にTシャツなどシンプルな洋服の場合は、普段目立たない存在のタグ自体がワンポイントになっておしゃれさがアップします。

 

まとめ

おしゃれなブランドタグはお客さまにブランドを認知してもらうと同時に、商品自体に価値を与える大切なアイテムです。ブランドのコンセプトに合ったイメージの素材や織り方を選択して、満足できるブランドタグを作成しましょう。

2024.04.19